3D等高線荒加工ーストックトリム(取り残し)
等高線荒加工のパスをストックシートでトリムし取り残し加工に使用します

 操作手順
 1) 前工程までの加工からストックシートを作成します
     ※途中描画省略(結果のみ)を指定すると早く作成出来ます

 2) 荒加工設定の「クリッピング」タグに切り替え設定を行います
    ストックシート使用をチェックし(1)で作成したストックシートを指定します
    必要に応じ他の項目を指定して下さい

 3) 各種設定後実行して下さい
  
クリッピング設定画面 

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※ ストックシート使用
  ストックトリムを行う場合にチェックを入れ、使用するストックシートをプルダウン
  メニューから選択します

※ 往復切削
  同じ高さの追い込み(同じオフセット)
  で往復切削を行います
  チェックしない場合は 一方向で加工
  を行います

※ 最長切削リンク距離
  立ち壁付近などでトリムを行う際にパスが細かく分断され頻繁に安全なZ高
  さへ回避してしまいます
  このような動作を防ぐ為、分断される距離がこの設定距離以下の場合は分
  断しないようにします

※ 位置決め送り速度
  同じオフセット内のパスへ移動する場合、安全なZ高さまで移動せず
  Zアプローチ分だけZを上げ次の位置へ移動します
  この時にG00ではXY軸の同期が取れない為G01で移動します
  この設定ではその時の送り速度を指定します
  尚、0を指定した場合は安全なZ高さまで上がりG00で移動します

※ 取り残し幅
  ひとつのZ高さでオフセット計算を行う幅を指定します
  隅部だけ処理したい場合などは前工程の工具半径+αを指定します

※ 検出オフセット量
  工具径を設定量分オフセットした仮想工具がストックシートに干渉する場合は         有効なパスと判断し、干渉しない場合は無効なパスとして取除かれます
  (設定値が大きいほど検出されるパスは少なくなります)